syou氏の『百合の蕾に唇触れて』のレビューと感想を書いていきます。
本作には短編9作品が収録されています。
『百合の蕾に唇触れて』の感想
あまーい!
比較的ダーク目な話が多くなりがちな「百合」というジャンルですが、純愛オンリーなのは珍しい。↓の百合作品はやや暗い話も多いです。


そもそもsyou先生はコミックバベルにおいて純愛百合オンリーで掲載し続けている化物。このジャンルにおいてはスペシャリストと言っても過言ではないでしょう。
4刷重版出来の大ヒットを記録した前作とテイストとしてはほぼ同じ。それでも違いを出せるのはさすがですね。
ヒロインのタイプは貧~並乳が多く、年齢層的にはJKが多め。前作に比べるとやや巨乳キャラが増えている印象です。
なお陰毛はなし。
『百合の蕾に唇触れて』でエロい話は?
『百合の蕾に唇触れて』でお気に入りの話を紹介します。
逢えない夜に、繋がるココロ
恋人のあやかが旅行中で会えず、勉強に身が入らないちよ。彼女はあやかの写真を見ながらオナニーを始めると、当の本人であるあやかから電話がかかってきて……
これは設定がエロい作品です。百合テレフォンオナニーはかなりマニアックなプレイ!
本作は2話構成の話で、2話目は普通にエッチなことをします。
悪戯な新入生
凛々しい弓道部の部長は新入部員の美緒と「恋人契約」をしていた……!?美緒にリードされてエッチなことをしてしまい……
甘えたがりの新入部員にいいようにされてしまう部長がえっちぃ。後輩がリードしていくのがいい感じですね。
私だけ…君にだけ…。
文化祭でコスプレをすることになった聖良とここねのカップル。空いた時間に二人で空き教室でエッチなことをして……
恋人にしか見せない姿ってエロいよね、って話。プレイの種類も多い。
他にもえっちな百合作品が多数収録!
『百合の蕾に唇触れて』の評価
ストーリー ★★★★
画力 ★★★★
エロさは百合が好きかどうか次第といったところ。百合好きが気にしがちな道具を使ったプレイは無いのでご安心を。
ストーリーは純愛過ぎて特に言うことは無いですね。個人的には百合ならビターな展開でもいいんですが。
画力は高いか低いかと言うより、好きか嫌いかという好みの問題だと思います。少なくともずば抜けた画力があるわけではないので。
需要はある百合というジャンルですが、いかんせん供給が少ない状態。百合が好きなら何も考えずに買っても損はしない作品です。